スタジオタイプの1K。スクエアとは一体…
空間デザイナーをされているKさん宅にお邪魔しました。自宅という空間をどのようにデザインしているかとても楽しみです。
profile
『square』
◆間取り:1R
◆築年数:5年
◆徒歩:7分
◆最寄り駅:祐天寺駅
◆家賃:12.8万
◆出身:広島県
◆趣味:趣味=仕事
◆年齢:38
◆職業:自営業(空間デザイナー)
Kさんの部屋を詳しく覗いてまわる。
−広島の家具工房さんとコラボして作ったというソファ。サイドの肘掛はテーブルにも使えコーヒーを飲みながら落ち着ける空間になっています。ちなみにソファの名前はソファ:01
-オーディオシステムと本や収納が綺麗に並べられたスペース。アートや花瓶が並べられ見ているだけで癒される空間。
−こちらはベッドスペース。ベッド脇には自分でデザインしたアトリエコート。欲しいと思い試着しようと思ったのですが忘れてしまいショック。ただ最高のサイズ感なのは見ただけでわかります。
−スタジオタイプの部屋には収納がないのでFellowesのボックスを重ねて見せる収納に。
−使いやすいようにまとめられたキッチン。ROOMSCOPEで初めてキッチンご紹介できました。
−仕事スペース。色々な空間がここで生み出されています。
−お気に入りのニーチェア。時間を忘れてゆったりしたいときに最適。
−ビンテージのイームズチェア。デザインの仕事を初めた時に買ったチェア。思い出深いチェア。
−プライベートで着ているシャツ。50sのビンテージシャツを思わせるデザイン、古着好きにはたまらないデザイン。
こだわりの「ものとこと」FAQ
1_お部屋のタイトルを一言でいうなら?
「アトリエ」。仕事がしやすい空間にしています。
2_インテリアのこだわりポイントを教えてください。
持ってなく、欲しいものは基本で自分で作るようにしています。ソファや靴箱も自分で広島の家具工房とコラボして作りました。
3_あなたの好きなショップまたはブランドはありますか?
無印商品。安心して使えて、「縁の下の力持ち」なショップだと思っています。
4_あなたのお部屋の一番お気に入りな場所を教えてください。
ダイニングスペース、仕事場は一番滞在している場所なので居心地の良い空間にしています。以前働いていたデザイン事務所のミーティングスペースで使われていたものが気に入っていて、退職する際にいただきました。
5_お部屋のマストアイテムを教えてください。
ソファです。在宅作業がメインで、休憩の時にソファで寛ぐ時間を毎日楽しみにしています。
6_あなたの趣味を教えてください。
人と話すこと、仕事とお酒です。つくづく人はコミュニケーションだなと感じます。
7_あなたが一番大事にしているものはなんですか?それはなぜですか?
ビンテージのイームズチェアです。10数年前にデザイン系の仕事を始めた時にお金をかけて購入しました。今でもイームズのチェアを見ると初心に帰ったような気持ちになります。
8_あなたのマイブームはなんですか?
コードレスなもの。
9_あなたにとってインテリアとはなんですか?
賃貸は場所のルールや制約があってその中で身近に購入できる値段感を選択できてそれが自分の生活風景になって自分に影響を与えていく素敵なもの。自分を写す鏡のようなもの。
Kさんがいつも持ち歩いてるものを見せてもらいました!
−ipad、iphone、財布、カードケース、ポーチ。財布は友達にもらったものでお酒の席で5回もなくしているとの事。笑
ROOM SCOPE編集部より一言
空間デザイナーらしい空間を上手く使ったレイアウト。
プライベートと仕事スペースが上手く分けられていて、メリハリのある空間。
ソファスペースは仕事場とは逆にとてもリラックスできる空間になっています。
スクエアタイプの部屋は初めてだったのですが、次回引っ越す際には私もこういう空間を作ってみたい。そう思える部屋でした。
Takuto Suzuki
Inte-code.inc所属のインテリアコーディネーター。1991年静岡県生まれ。北欧インテリアショップの販売職を経て、inte-codeで空間のコーディネートを行う。その経験をもとにインテリアショップ体験記の運営、取材を担当。
Yoshiaki Ogiwara
インテリアショップ体験記のカメラマン、編集、取材を担当。
アパレル業界で10年働いた後、現在インテリアの勉強をしながら独立に向けて日々精進中。