ソファ「COCOON」について教えていただけますか?
デンマークのアイラーセンというブランドのCOCOONというソファです。
アイラーセンというブランドは130年前に馬車の製造を行っていたブランドで、現在ではその技術を生かして堅牢なフレームのソファを作っています。デンマークではアイラーセンのソファを持つことがステータスになっています。
COCOON SYSTEM SOFAの特徴を教えていただけますか?
COCOON SYSTEM SOFAの特徴は何と言ってもフレームが細いということです。座面が低く奥行きが広いことで、男性の方が座面であぐらをかいても余裕を持って座れるのも特徴的な点です。
アーム部分が他のソファに比べ高めに作られているので、包み込んでくれるような座り心地はとても安心感があります。私のオススメの座り方は、こうやってクッションを抱えながら色々なものに囲われている感を感じられるソファの角です。
この座り心地を、女性だけじゃなく体の大きい男性にも味わっていただけるソファは他にあまりないと思います。他にも座面が広い分クッションがたくさん置けるので、気分や季節でクッションを変えてお部屋を彩ってあげることができることもこのCOCOONソファの特徴です。
こちらのソファは女性と男性だとどちらに人気がありますか?
COCOONは男性女性問わず、おしゃれ感度の高い方に人気がありますが、どちらかと言えば、フレームが細くてスタイリッシュなデザインなので男性からの人気があります。
女性から人気がありそうな印象ですが、男性からのほうが人気があるんですね。
現在展示しているお色がホワイトなので女性らしい印象かと思いますが、生地を変更したり、色を変えたりするだけで雰囲気がすごく変わるんです。このCOCOONソファは織りが大きくあるようなものよりはマットな質感のファブリックを選ばれる方が多く、その結果、男性から支持されているのではないでしょうか?
麻素材の生地でカジュアルダウンさせてあげることで、ざっくりと柔らかい印象のソファにしてあげるのもおすすめです。また、ソファの奥行きが深いので、クッションもサイドに置いてあるような肘置きの丸いものや、色々な形で合わせてあげるのも素敵です。
一般的なソファだとヘッドレストはフレームについていることが多いですが、奥行きが広いCOCOONソファは、フレームにつけるとヘッドレストの位置が遠くなってしまうのでクッションについているんです。
男性ならヘッドレストの位置が遠くても気にならないかと思いますが、女性だと遠くてなおかつ高いので、頭の位置が合わないんです。ゆったりしたい時に女性の頭の高さにもフィットするように、クッションにヘッドレストがついてるのもCOCOONソファの良いところです。
COCOONについているこちらのクッションは何でしょうか?
ボルスタークッションと言いまして、抱き枕のようにも使えるクッションです。
美容室などで見かけることもあるかと思いますが、腕をのせることもできます。腕をボルウタークッションに乗せてあげると疲れにくくなり、オススメの使い方です。足も同じように少しあげて置いたり、肘を乗せたりすると楽ですし、色々な使い方ができるクッションです。
腕や肘、足など体のパーツを休ませてあげるクッションがあるんですね!
店舗でもお試しになる際は、是非ソファの上に座ったり、横になったり、角にはまったりしてみてください。
COCOONソファは座面が硬いこともあり座りやすい上に、横になったりできるので離れられなくなりますね。
COCOONは座面が沈みこみ過ぎないところもすごく良いです。
COCOONのサイズバリエーションを教えていただけますか?
COCOONは、ソファの片側と左右が10cm単位でオーダーできるので、ソファの大きさは20cm刻みでオーダーできます。クッションも全て違う生地で作れて、サイズも数種類からお選びいただけます。
ただ、クッションを全部違う生地で作ってしまうと統一感が出にくいので、ソファとベースのクッションは同じ生地にしていただくと良いかと思います。
生地ってだいたい何種類くらいから選ぶことができるんですか??
COCOONはファブリック60種、レザー20種の合計80種類から張地をお選びいただけます。ランク別に金額が決まっていますので、詳しくはスタッフに聞いていただくのが良いかと思います。
余談ですが、以前COCOONを購入された方は、床に座って生活する時間が長かったそうです。その方のお部屋には大きめのソファだったのですが、「この上で暮らしますね。」とおっしゃっていました。
メンテナンスに関しましてはどうしたら良いですか?
ファブリックのものに関しましては、背中のクッションも座面のクッションもベースの部分もカバーが取り外しできるようになっていますのでドライクリーニングにお出しください。
フレーム部分に関してはベルクロ式になっていますが、装着が難しいためファブリッククリーナーの使用がおすすめです。中のクッション材に関しましてはお布団を干すようなイメージで年に2回ほど中材を出していただいて、パンパン叩いて陰干ししていただくとフカフカに蘇ります。1年に1回でもやっていただくだけで全然違いますので是非やってみてください。
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