このラウンジチェアについて教えていただけますか?
poliformというブランドのMAD LOUNGE CHAIRというチェアです。
MAD LOUNGE CHAIRはどのようなチェアですか?
デザイナーにマルセル・ワンダースを起用していて、MADシリーズの発売を開始したのが2~3年前になります。
この展示のチェアのレッグは今ツイウェルベースという仕様になっているのですが、4本足の木レッグタイプなどもあります。
また片アームしかないタイプ、ハイバックのタイプなどもあります。このMADシリーズだけでダイニングチェアやダイニングテーブルなどもあり、共通したデザインで幅広いアイテムが揃います。
MAD LOUNGE CHAIRは、新作のラウンジチェアになります。デザイン面で見たときにすごく奇抜なデザインではないのですが、ローバックで場所を取らず、それでいて座ってみると座り心地がとても良いんです。
MAD LOUNGE CHAIRは、体を斜めにして座ったり、色々な座り方ができてリラックスできるので、ホテルのロビーなど、公共施設などに導入している事例が多いのも特徴ですね。
この展示のMAD LOUNGE CHAIRの生地(幾何学模様)もすごく綺麗ですね。
この展示の幾何学模様の生地は、すごくたくさんある中でpoliformの最新のカタログでも起用しているイチオシの生地ですね。
ここ最近は、幾何学模様の生地が家具でもカーテンでもトレンドのひとつです。
MAD LOUNGE CHAIRのメンテナンスを教えていただけますか?洗えたりするのでしょうか?
MAD LOUNGE CHAIRは張込みのため、生地を洗ったりすることはできません。
メンテナンスといたしましては、アクタスでも販売しているファブリッククリーナーを使って、メンテナンスしてあげるか、チェアの生地を丸ごと張り替えていただくような形になりますね。購入時に汚れがつきにくくなる加工を施すことも可能です。
poliform の中で山西さんが好きな(おすすめの)生地はなんですか?
poliformは沢山生地のご用意があるので迷いますね。
最近poliformがミラノサローネで発表しているためベルベットの素材はよく目にしますが、BERLINOという織り感のある生地はすごく良い生地ですね。他にも好きな生地でいうとMERIという生地もすごく綺麗な生地ですね。
そして何よりPelle softという最近導入されたレザーはマットな質感で滑らかで、赤の色味も落ち着いていて綺麗ですね。
ビンテージ風のレザーも質感が良く人気があります。メンテナンスが普通のレザーより大変ですが、家具に張ったときの雰囲気がとてもよく、ご理解頂いた上でご購入される方も多くいらっしゃいます。
その中でも山西さんはpoliformのどちらの生地が一番好きなんですか?
この生地が一番好きですね。現実的に使いやすくて合わせやすい点から気に入っています。
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