まるでラグジュアリーホテルの一室のような寝室をつくるには、ベッドサイドの空間づかいが鍵。今回は国内外のブランドからセレクトした、ホテルライクな寝室にぴったりのベッドサイドテーブルを5つ厳選してご紹介します。
Elephant Side Table / KARIMOKU NEW STANDARD
日本の老舗家具メーカー・カリモクによるモダンライン「KARIMOKU NEW STANDARD」から登場した《Elephant Side Table》は、ドイツ人デザイナーのChristian Haas(クリスチャン・ハース)が手がけた作品。柔らかなフォルムと、国産広葉樹による上質な素材感が調和し、穏やかで有機的な存在感を放ちます。やさしく丸みを帯びた佇まいは、寝室に落ち着きと品格を添えてくれる一台です。
Tung Side Table JA3 / &Tradition
北欧デンマークの人気ブランド「&Tradition」が発表した《Tung Side Table JA3》は、スウェーデンを拠点に活躍するJohn Astbury(ジョン・アストバリー)によるデザイン。無垢材の重量感とシャープなラインが印象的で、まるで彫刻のような存在感を持ちつつも、空間に静かな緊張感を与えてくれます。シンプルでありながら芯のあるデザインは、寝室の空気を引き締め、上質なホテルのような空間を演出します。
TETRA サイドテーブル / AIR FRAME
《TETRA》は、静岡県浜松市を拠点にし、アクリルをメイン素材にしたインテリア製品を手掛ける日本ブランド「AIR FRAME」のサイドテーブルです。デザイナーは飯田修(Osamu Iida)。三角形の構造体から着想を得たミニマルなデザインで、金属の質感と軽やかな存在感が特徴的です。どの角度から見てもバランスの取れたフォルムは、現代建築のような静謐さを持ち、寝室に知的なモダンさをもたらしてくれます。
PORTO SIDE TABLE / JOURNAL STANDARD FURNITURE
「ジャーナルスタンダードファニチャー」の《PORTO SIDE TABLE》はオリジナルデザインで、どこか海外のブティックホテルを思わせるようなラフでいて洗練された雰囲気を醸し出します。ベッドサイドに置けば、無機質になりがちなモダン空間に温もりと個性を添えてくれます。
SLIT TABLE WOOD HIGH / HAY
デンマークブランド「HAY」の《SLIT TABLE WOOD HIGH》はHAYスタジオによるデザインで、折り紙のような構造美がそのまま形になったようなアイコニックなフォルムが魅力です。高さのあるモデルは、ベッド横に配置したときにも美しいプロポーションを保ち、空間に動きと洗練をプラスします。
寝室という個人的な空間だからこそ、本当に気に入った家具を置きたい。そんな想いに応えてくれるのが、これらのベッドサイドテーブルです。それぞれに宿る物語と美意識が、日々の暮らしにそっと彩りを添えてくれるはずです。
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