お知らせ
この記事は取材時の情報です。紹介商品の在庫やご購入については佐藤店長(現在の店長)やスタッフに聞いてみて下さい。「インテリアショップ体験記を見た」とお伝え頂くとスムーズです。
Mid-Century MODERNの楳澤店長にインタビュー!いろいろと聞いてきました!
今回は品川・港南にあるMid-Century MODERNに訪問してきました!
Mid-Century MODERNはショールーム・オフィスとして、2017年2月にリニューアルオープンしています。店頭にはHP未掲載のアイテムも多数展示いるようなのでMid-Century MODERNに興味がある方は是非チェックして下さいね。
ここのお店の好きなところ(場所)はどこですか?
ここら辺の立地はとても気に入っています。
「ここのお店、元は何だったんですか?」とほとんどの方に聞かれます。
以前はどのような場所だったか是非教えてください。
GoogleMapで調べる限りだと、元々医療関係の倉庫として使われていたみたいです。
以前は代官山に店舗があり、そこから倉庫の移転をしなければいけないという事で、長い間倉庫兼店舗を探していたんですが、そんな最中、ふと久々に開いたFacebookでたまたま友だちがシェアしてて、見つけた場所がここなんです。
この物件とは奇跡的な出会いなんですね!!
そうですね。半年くらい探してました。目黒通りも見たし、環八も車屋さんの跡とか、用賀のピアノ倉庫の跡とか、
一棟貸しの場所とかも行きましたけど……値段的に条件のも合う場所がなく、、
元々ベイエリアの倉庫街や港南エリアは僕の個人的に昔から気になっていた場所なんです。
昔はGOLDとかインクスティック芝浦などのクラブ、僕が10代の頃に面白い事やっていたエリアだったんですよね。
バブル時代の象徴のように映像で出てくるジュリアナ東京もその辺りにありました。
ニューヨークでいうとソーホーみたいな場所です。
メインのエリアとはちょっと外れている倉庫街という意味ですが。
今後さらに面白いエリアに変わっていきそうですね!そのような場所の方が将来楽しみですよね!
今でき上がってる原宿とか表参道っていうのももちろん良いんですけどね。
これから盛り上がってくる・面白くなってくるという予感を信じて、ここにしちゃいました!
澤楳店長の色がすごく出ているショップなんですね。とても素敵ですね!
スタッフさんとはどのように仕事されてらっしゃるんですか?
スタッフ4人全員揃うことは滅多にありませんね。
お客様宅への配送や家具修理品などの引き取りも自社で行ったりするので、メンズは車の運転が必須条件です。
商品のメンテナンスや配送梱包も自分たちで行います。
海外での仕入れとかもありますし、WEB用の商品撮影、掲載業務、あとはSNSの管理など仕事はたくさんありますので各自それぞれ分担して作業していますよ。
少人数で働く事の良さはなんですか?
その人のモチベーションが、お店の運営にダイレクトに伝わるので、起こす行動が直ちにお店へ反映されるのが良い点だと思います。
ヴィンテージ家具をたくさん置かれていて、ヴィンテージ家具ショップならではの大変なことなどはありますか?
物の供給が安定しないことです。
またメンテナンスだったり修理の方法がよく分からないものも多いので大変です。
あとは、それが本物という確証がないと扱えないことですね。真贋の判定に確固たる自信がないと、できないことです。
販売マニュアルなどは無いので好きじゃないと出来ない仕事だと思います。
このような商品を販売することは色々な知識、経験が必要になってきますね。
そうですね。ミッドセンチュリーの時代のデザインを売るっていうお店ですのでその時代のデザインの知識は必要です。
その頃(ミッドセンチュリー)のデザインのものを勉強をするってことは、現在デザインされている物を理解することにも繋がるし、将来の行くべき何かっていうのが分かったりするのかなとも思います。
とても広い視野でインテリアを見ていますよね。
ミッドセンチュリーはイームズだけでなく、まだまだ知られていない面白いデザインやアイテムがたくさんあるんですよ。
このサイトに訪れてくれた方に一言いただけますか?
WEBだけじゃ分からない、実際のその質感だったり座り心地っていうのを店頭でぜひトライしていただきたいです。
あとは皆さんはインテリアの物って「高いな」って思うと思いますが、安易にコピー品に走らずぜひ本物を手に入れて下さい。
テレビで建物探訪とかみてても、すごいかっこいい注文住宅にお住まいなのに、コピー品を使っているお宅がいっぱいあるんですよね。でもそれって、乗ってる車はベンツだけど、腕時計はロレックスの偽物をしているのと同じことのように僕は感じています。
ファッションで考えるとあまりかっこよくはないですよね。ぜひ本物を持つ喜びや所有した時の満足を頑張って手に入れてほしいです。それは手に入れるだけの価値があるものだし、正しくちゃんと手入れをすることで愛用でき、売る時にも高く売れるので長い目で見るとお金もそんなにかかりません。ヴィンテージ家具には、そんな良いところがあると思います。
今の日本人、特にマンションやアパートに住んでいる都会の人はあまり人を積極的に部屋に招き入れる文化がないように感じます。玄関を開けた瞬間からプライベートな空間で、人に見せるものではないとお金をかけない、見栄を張れる物じゃないとお金をかけないっていう考えの方がすごく多いのが残念です。
家具って、自分の生活を豊かにする一番身近な道具じゃないですか。
一度ショップに足を運んで、ぜひ本物ならではの価値や良さを実感していただけたら幸いです。
値段に関係なく、本当に良いものを気に入って使っていただくことが、一番良いのではないでしょうか。
SHOP NAME | Mid-Century MODERN |
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TEL | 03-6451-4531 |
ADDRESS | 〒108-0075 東京都港区港南2丁目4−2−26 |
ACCESS | |
OPEN | 11:00〜20:00 |
HOME PAGE | Mid-Century MODERN HP |