ダイニングテーブル「REN」について教えていただけますか?
REN DINING TABLEはアカセ木工という木工メーカーで作られているダイニングテーブルです。
元々アカセ木工のオリジナル商品でしたが、アクタスとの共同で改良を重ねて、現在ではアクタスのオリジナルのテーブルとして商品化されたものです。RENはアクタスでオリジナル商品化されてから15年ほど販売を続けている、アクタスでもロングセラーのダイニングテーブルになっております。
アクタスのオリジナル商品となった今でも、アカセ木工ショールームのスタッフさんもおすすめいただく程バランスの良いテーブルです。
REN DINIG TABLEの特徴を教えていただけますか?
REN DINIG TABLEはシンプルだからこそ、さまざまなデザインや素材のチェアやベンチとの相性も良く、長くお使いいただけます。
レッグの太さや天板の厚みの絶妙なバランスにこだわり、使いやすく、無骨にならない無垢のダイニングテーブルに仕上げているのがRENの最大の特徴です。あとは何と言ってもREN DINING TABLEに使用されている素材の良さです。木目の出方が他の産地の木材に比べてとても綺麗です。
もちろん天然木なので1台1台に個体差があり、断言はできませんが美しい木目はこのテーブルならではです。
現在展示されている以外にREN DINIG TABLEにはどんな素材がありますか?
REN DINING TABLEにはアッシュ材、オーク材、ウォールナット材、ブラックチェリー材の4種類があり、材によって若干金額が変わります。
REN DINIG TABLEは「サイズ」のバリエーションはありますか?
REN DINING TABLEは、横幅を10cm単位で、奥行きを5cm単位でオーダーしていただけます。
無垢材の家具ならではのメンテナンス方法ってありますか?
REN DINING TABLEには、ウレタン塗装とオイル塗装の2種類の仕上げがあります。
両者の違いを簡単にお肌に例えて説明すると、オイル塗装はお化粧水などの基礎化粧品を塗っただけの状態、ウレタン塗装はファンデーションなどのお化粧をしっかりしているという状態です。
オイル塗装は時間が経つにつれて落ちてきてしまうので、乾燥していく木にも改めてオイルを塗り込んで上げるような作業が必要になります。
ウレタン塗装はお化粧をずっとしているような状態で、何か手を加えて取らない限りはそのままの状態をキープできるので、メンテナンスは特に必要ありません。
ただ、オイル塗装とウレタン塗装だと見栄えの印象が変わってきます。オイル塗装だと木の表面の上にのっているものがないので、木の生の感じを味わっていただけます。ウレタン塗装は木の表面の上からウレタン樹脂を塗っているので、若干の光沢がでます。
そのためウレタン塗装の方が扱いはしやすいですが、木の生の感じをより味わっていただけるのはオイル塗装です。
ちなみに石黒さんはウレタン塗装とオイル仕上げ、どちらが好きなんですか?
ウレタン塗装の方が好きです。
このテーブルではウレタン塗装がとても綺麗な仕上がりなんです。木の質感を殺してしまうようなベタベタのウレタン塗装とは違い、木の素材がしっかり生きるように薄く塗られていて、手触りもすごく自然で綺麗に仕上がっています。
オイル仕上げにほぼ近いような仕上がりなのにメンテナンスも簡単ですので、私はウレタン塗装をよくオススメしています。
石黒さんがREN DINING TABLEに一番合うと思うチェアやベンチの組み合わせを教えていただけますか?
まず、RENシリーズはベンチも作れるので、テーブルとお揃いでRENのベンチを合わせるのはおすすめです。
RENのベンチもテーブルと同じようにすごく仕上がりが綺麗です。RENと組み合わる椅子に関しては、Yチェアと合わせるのが一番素敵です。
テーブルと椅子で色を合わせたいとお考えのお客様も多くいらっしゃいますが、ウォールナット材のような濃いめのテーブルに同じような濃い椅子を合わせると、シックな雰囲気に決まってしまうので、濃いテーブルで空間を引き締めつつ、明るめの椅子を合わせることでお部屋の印象を明るく演出していただいても良いかと思います。
ほかにも、世界的に有名なシェルチェアやセブンチェアのような椅子を合わせてもフィットしますし、本当にどのようなテイストのチェアやベンチでもまとまるのがREN DINING TABLEの不思議なところです。
RENのテーブルは高さの変更できますか?
一般的には72cmと決まっているのですが、お客様にご注文いただいてから製作をしているので、脚をカットしたり長くしたりといったセミオーダーも承っております。
基本的にカタログには記載のない情報なので、お気軽にスタッフに聞いていただければと思います。
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