ダイニングテーブル「HOWARD」について教えていただけますか?
poliformというブランドのHOWARDというダイニングテーブルです。
世界一大きい家具国際見本市のミラノサローネで、大理石を扱っているブランドが増えてきています。現在poliformでも大理石テーブルの取り扱いが6点ほどあるのですが、その中でもアクタス新宿店では人気があるものを展示しております。
HOWARDはシンプルなデザインのダイニングテーブルなのですが、その分特徴的なpoliformのチェアを合わせても綺麗に見えます。展示しているHOWARDはW280cmのダイニングテーブルですが、poliformというブランド自体をこの売り場で感じていただけるのはないかと思っております。
poliformがどのようなブランドかお教えいただけますでしょうか?
poliformは1942年に創業したイタリアの家具ブランドです。
イタリアはファッションの国ですので、ファッションにこだわりを持つことに合わせてファッションをしまう収納にもこだわりを持っています。poliformはワードローブ作りからスタートし、システムユニットの製造を得意とするブランドでしたが、ダイニングセットやソファなどの置き家具や、キッチンの販売も開始しこの10年ほどでトータルコーディネートが可能なブランドに進化しています。
現在ではpoliformはイタリアのブランドの中で、家具の受注額TOP3に入ります。poliformは、様々なイタリアのブランドがある中でも、トップの中のトップを誇っています。世界トップブランドの中でも、手の届きやすい価格、世界的なトップデザイナーの起用、最先端の技術とデザインを集約することで高い人気を誇るブランドです。
HOWARDのサイズバリエーションを教えていただけますか?
HOWARDのサイズは展示サイズの280cmと220cmの2サイズになります。
山西さんがおすすめの大理石(素材)ってありますか?
グレースターダストという石で、比較的新しく2~3年前に発表された大理石です。
最近のカラートレンドもグレイッシュという傾向にあるので、グレーを基調としたお部屋を作る際にはこの石は合わせやすいですし、人気のある大理石ですね。
木のテーブルと違って、大理石のテーブルのメンテナンスは大変ですよね。
日本人の方は木製のテーブルなどの使い方はすごく慣れていて知識もありますので、同じように人工大理石も神経質にならずに使えると思いますし、使いやすい素材だと思いますよ。
ただ、水垢など出る可能性もありますし、天然の大理石に関する文化がない日本人にとって、使い始めはすごくめんどくさく感じるのかもしれません。
しかし、木でも無垢材にわれ割れが入ったり、木が反ったり、傷がつくことは当たり前のことなので、大理石も同じで、水垢ができることも当たり前と思って、面倒臭がらずお手入れしていただければと思います。
大理石にできた水垢はどのように取るのでしょうか?
大理石にできた水垢は、乾拭きで拭いていただいたり、弱アルカリ性のもので少しふき取ったりしてとります。
基本的には水が染み込んでしまうと水垢になってしまうので、そうなってしまうと専門の業者に頼むことしかできませんね。
HOWARDはシンプルなテーブルということですが、山西さん的にはどのチェアを合わせるのがお好きですか?
どの椅子にも良さがあって、HOWARDに合う椅子はどれが一番かというのは選べないですね。結局、椅子はお客様に座っていただき、座り心地を試していただいてから、座り心地の良いものを選んでいただくことが一番かなと思います。
ライフスタイルによってアーム付き/アーム無しを選んでいただいたり、布なのかレザーなのか素材を選ばれたりなども含めて、全てお客様の好みや環境によって求めているものが違うので、何がベストかを決めることはできないですね。
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