カーテンの起源はラテン語の「CORTINA」から変化した!?
今回の記事ではカーテンの測り方と選び方を紹介したいと思います。
と、その前にちょっとしたマメ知識から!実はカーテンの起源はラテン語の「CORTINA」から変化したと言われています。
エジプトの時代にベッドの周りを布で覆ったのが始まりとされ、当時から寒さを防ぎ、夜のプライバシーの保持、安息の場を作り出す機能を果たしてきました。
カーテンは、他のインテリア調度品と比べ模様替えも簡単です。インテリア空間(室内)で意外と大きな面積を占めるカーテンを替えるだけでお部屋の雰囲気は見違えるようになり、皆様の気分転換に大いに役立ちます。
カーテンの測り方
さて、いよいよ本題の「カーテンの測り方」です。
カーテンのサイズは、カーテンレールが基準です。必ずカーテンレールを取り付けてから測ってください。幅、高さ、フックの種類をしっかり測って、窓にピッタリのカーテンサイズを調べましょう。
横幅を測る
まずは横幅を測ります。
カーテンレールのランナーといわれるフック(上の画像では赤い部分)を引っ掛ける場所の1番端から端までの長さを測ります。
注意:フックの端ではなく、真ん中から真ん中で測るようにしましょう!!
長さを測る
次に「長さ」を測ります。掃き出しタイプ・腰窓タイプによって測り方も異なりますので、分けて説明致します。
【掃き出しタイプ】
「掃き出しタイプ」はカーテンレールのランナーから床までの長さを測ります。
この時も、ランナーの端ではなくランナーの真ん中から測ることに注意しましょう!
【腰窓タイプ】
「腰窓タイプ」はカーテンレールのランナーから窓枠の下までの長さを測ります。
長さを窓枠の下にピッタリと合わせると光が入ってきてしまう可能性もありますので15㎝ほど長さを足してみるとよいかもしれません。
カーテンの選び方
家族住み、一人暮らしなど住まいの家族構成を問わずカーテンは必ず必要ですね。
夏は暑い日差しを遮る効果があり、冬は防寒対策にもなります。そんな必要不可欠のカーテンですが、カタログを見ると種類がありすぎてどれを選んで良いかわからないと思います。
簡単にですが部屋にあった選び方を説明させていただきます。
リビング・ダイニング
リビング・ダイニングは、住まいの中で一番ひろく、家族が集まる大切なお部屋です。
床・壁・天井の色や家具の色などに合わせると部屋の色にまとまりが出ます。カーテンの色はインテリアの中で協調色を担当しインテリアの中心になる色なので色の選び方もそれを意識したものにすると良いでしょう。
キッチン
キッチンは水・火を使う場所なので、カーテン選びは安全性と使い勝手がポイントになります。
なのでブラインドやロールスクリーン、カフェカーテンがおすすめです。色も白では汚れが目立ってしまうので、汚れがついても目立たない色、キッチンの色に合わるとまとまりが出ますね。
子供部屋
勉強部屋であると同時に遊びの空間でもあるので、イキイキとした雰囲気の明るい色のカーテンがよいでしょう。
UVカットカーテンは窓から入ってくる紫外線をカットしてくれる効果があります。子供はお肌が敏感なのでこちらはオススメです!
また、楽器を置いている子供部屋がある場合、防音カーテンがありますし子供はカーテンを汚すので自宅で洗濯出来るカーテンを選ぶと常に衛生的です。お子様の性格に合ったカーテンを選んであげましょう!
寝室
心地よい眠りのために色は興奮する働きのある色を避け、リラックス効果のある青や緑・ベージュを選びます。
これらの色が寝室にあると、心が落ち着いてゆっくり安眠できるようになります。また、柄の強いものは落ち着かないため、寝室のカーテンには不向きです。
寝室に遮断カーテンを使うことも安眠にとって大切です。寝室へ全く光を通さないほうが良ければ級遮光を、適度に朝日を感じたい場合は級遮光を選ぶなど、寝室に入る光に合わせて等級を選ぶようにするとなお良いとおもいます。
和室
和室の特徴として、色調が一定であり、建具や造作、合わせる家具も木や竹、イグサなど自然素材でできたものが多いことがあげられます。
そのため、和室のカーテンは和室と同系色であるブラウン・グリーン・ベージュのようなアースカラーを選び、ナチュラル系にまとめるのがおすすめです。
ロールカーテンやプリーツスクリーンなどを使うと、お部屋がすっきりとまとまります。落ち着いた和の雰囲気を壊さないためにもアースカラーや淡いナチュラルな色合いを選ぶのが基本ですが、リビングとのコーディネートを考えて派手な色をポイントで使いたい場合は、オレンジ系やエンジ系の挿し色を入れるとおしゃれにまとまります。
なぜカーテンを二重にするのか?
小さな窓だとレースカーテンだけというのも多いですが、大きな窓になるとレースカーテンとドレープカーテンを 二重でつけている方がほとんどだと思います。
レースカーテンとドレープカーテンは状況や用途によって使い分けます。レースカーテンは外から室内は見られにくいですし、直射日光を避けつつ部屋は明るく保てます。
夜はレースカーテンだけだと部屋の中が丸見えになってしまうのでドレープカーテンも一緒に閉めることをおすすめします!外の光を遮って部屋を暗くしたい、空気を外に逃がさず冷暖房をきかせたい。というときもレースカーテンとドレープカーテン両方閉めましょう。
このようにカーテンを二重にしておくと、そのときの状況や気分によって閉めかたを変えると快適に過ごすことができます。時には昼間でも両方閉めて暗くしてみたり、自分なりの過ごし方を見つけてください。
カーテンの測り方と選び方のまとめ
以上がカーテンの測り方と選び方簡単な説明です。快適な生活をおくるためには、既製品のカーテンであっても何も問題はありません。
しかし、それにプラスアルファの生活を送るための手伝いをするのが家具であり、カーテンです。部屋にはいるたびに満足出来る、カーテンを見る度に嬉しくなる自分好みの空間を作り上げてください。
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