前回ヴィンテージ家具の魅力とオススメショップをお話しさせていただきました!
今回はヴィンテージでも家具ではなく食器、雑貨に焦点を当ててご紹介したいと思います!
家具とは違った魅力がたくさんありますのでそちらも一緒にチェックしてみて下さい!
Fire King(ファイヤーキング)
1937年、アメリカ オハイオ州で誕生したアンカーホッキング社の耐熱ガラスブランドです。耐熱強化ガラスのパイオニアとして、丈夫で耐久性に優れた「ファイヤーキング」の生産しています。1986年にその製造・販売が終わるまで本当に多くのアメリカの人々に愛され、揺るぎない人気を誇っていました。
30年以上経過した現在でも人気が高く、日本で復刻されるほど非常に人気のアイテムです。
オススメはこちらのJade-ite(ジェダイ)シリーズです。翡翠色(ジェード・カラー)のシリーズで当時のアメリカでオリエンタルブームがあり、その中で翡翠色が注目を集め人気を集めました。
ファイヤーキングの中でも非常に人気のシリーズです!
ARABIA(アラビア)
Arabia(アラビア)は、1873年創業のフィンランドの陶器メーカーです。
スウェーデンのRorstrand(ロールストランド)社のロシア市場向け小会社として設立されました。しかし1916年にロールストランドから独立。
ARABIAの中心的存在だったのがKaj Franckカイ・フランクやUlla Procopeウラ・プロコッペなどのデザイナーで現代も愛されるデザインを多数生み出しました。
現在は、Iittalaグループのブランドとして生産を続けています。
カイ・フランク、デザインのオススメはこちらの「KILTA(キルタ)」シリーズです!現在販売されている「TEEMA(ティーマ)」シリーズ、原型のデザインと言われており今現在も非常に人気のシリーズになっています。
ウラ・プロコッペ、デザインのオススメはこちら「Anemone(アネモネ)」シリーズです!カップの側面にアネモネの花がたっぷりと描かれ、深い藍色は和食器のようで日本でも当時から人気のシリーズです。
FINEL(フィネル)
Finelは先ほどご紹介したアラビア社のグループ企業で、フィンランドのホーローメーカーになります。
1960年代にホーロー製キッチンアイテムを多数生産した、今でもファンの多いメーカー。
フィネルという名前の語源はフィンランドとエナメルを合わせた造語です。
北欧を代表するデザイナー達がデザインした色鮮やかなケトル、ポット、鍋などは数十年経た今でも多くの北欧ファンに愛され支持されています。
Finelのオススメは「Antti Nurmesniemi(アンティ ヌルメスニエミ)」がデザインしたホーロー製コーヒーポッドです。
モダンで無駄の無いデザインが人気で世界中のコレクターに人気のアイテムで、入手困難です。
現在では復刻でも登場しビンテージの価値がどんどん上がっているアイテムです!
Gustavsberg(グスタフスベリ)
Gustavsberg(グスタフスベリ)は1825年創業のスウェーデン、ストックホルムの陶器メーカーです。
非常に古い歴史をもつブランドでスウェーデンを代表するデザイナー、スティグ・リンドベリをはじめとする優れたデザイナーが多数おり数多くの現在も愛される作品を残しています。
現在は工房だけを残し、当時のデザインを復刻して生産されています。
Gustavsbergのオススメはスティグ・リンドベリデザインの「Adam(アダム)」です!
均一に並んだドットが可愛らしいデザイン。柄を反転させた「Eva(エヴァ)」も有名なデザインです。
どちらも希少価値が高く現地でもなかなか見つからないアイテムです!