蒸し暑さが続く夏の暮らしにおいて、ラグ選びは重要なポイント。涼感素材だけでなく、通気性がよく湿気がこもりにくい構造や、足触りの軽やかさを意識することで、夏でも快適な空間をつくることができます。今回はそんな視点でセレクトした、デザイン性と快適さを兼ね備えた素足が喜ぶ5つのラグをご紹介します。
Herringbone / rush Roll
rush Roll(ラッシュロール)のHerringboneは、100%国産のい草を、現在の暮らしに合わせたデザインでマッチさせた一枚。和室にも洋室にもなじむ上品なデザインが魅力です。い草の自然な清涼感とさらりとした肌触り、湿度調整効果で、夏でも快適な空間が実現できます。
MONO / pappelina
スウェーデンのブランドpappelina(パペリナ)によるMONOは、ビニール素材にスウェーデンの伝統的な織物技術を組み合わせたフラットラグ。水拭き可能でカビにも強く、湿気が気になる日本の夏にもぴったり。ビニール素材ながら冷たすぎず、適度な厚みもあるため、足触りはほどよくソフト。北欧らしいカラーと上品なデザインだけでなく、機能性も高く、高級感を持っているビニール素材ラグです。
Gravel Rug / Audo copenhage
Audo Copenhagen(オード コペンハーゲン)のGravel Rugは、ウールとビスコースをミックスした、視覚的にも素材感的にも軽やかな天然素材のラグ。デザイナーはNina Bruun(ニーナ・ブルーン)。粒状の編み目が空気を含み、さらっとした足触りを保ちます。厚みも抑えめで、夏場にも使いやすい一枚です。
SPIRE / KASTHALL
スウェーデンの老舗KASTHALL(カスタール)が手がけるLandskabコレクションのSPIREは、ウールとリネンを使ったハンドタフテッドラグです。デザインはCecilie Manz(セシリエ・マンツ)。上品なデザインと手触りの良い質感が、空間に凛とした印象を添えてくれます。断熱性、調湿性に優れているウール素材が使用されていることで、夏でも蒸れにくく快適です。
LINEN KNITTED FLOOR MAT / fog linen work
リネンの専門ブランドfog linen work(フォグリネンワーク)によるLINEN KNITTED FLOOR MATは、風通しの良い編地が特徴。リネン素材ならではの涼やかな肌触りが、夏の足元を軽やかに演出してくれます。コンパクトで取り回しやすく、キッチンやベッドサイドなどにも使いやすい一枚です。
素材選びや織りの工夫によって、夏でも心地よく使えるラグはたくさんあります。暑い季節を快適に、そして美しく過ごすために。デザインと快適性を両立したラグで、空間を整えてみてはいかがでしょうか。
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