寝室は、暮らしの中でもっともプライベートな空間。だからこそベッドフレームには、機能以上に素材の質感や空間への馴染み方が求められます。
今回は、シンプルなデザインながらも、長く使うほどに魅力が深まるベッドフレームを5つ選びました。
TOD BED / WOHL HUTTE × ACTUS

WOHL HUTTEとACTUSのコラボレーションにより生まれたTOD BEDは、無垢材の表情をそのまま活かした、素朴で力強い佇まい。WOHL HUTTEらしい木の温もりと、ACTUSの空間提案力が融合した一台です。
過度な装飾はないながらも細部にこだわりを感じ、また木の質感そのものが寝室の雰囲気をつくります。自然素材を大切にした暮らしに、静かに寄り添うベッドです。
Bed SOMNUS / 北の住まい設計社

北の住まい設計社のBed SOMNUSは北海道産の無垢材を用いた、凛とした佇まいのベッド。SOMNUSはラテン語で「眠り」を意味し、その名の通り、深く落ち着いた空気感を寝室にもたらします。
直線的で誠実なデザインは、木の家具が好きな人ほど惹かれるはず。時間をかけて使い続けたい一台です。
CARAMELLA A Type Bed / HIRASHIMA

HIRASHIMAのCARAMELLA A Type Bedは、端正な佇まいのローベッドフレーム。シンプルながらも、天然素材のぬくもりや細部にこだわりを感じます。
圧迫感が少なく、寝室を広く、穏やかに見せてくれるのも魅力。北欧やジャパンディのインテリアと自然に調和します。
UNISON BED / Masterwal

ウォールナット材の深い色合いが印象的な、MasterwalのUNISON。重厚感がありながら、どこか静けさを感じさせるデザインです。
低めの設計が視線を落ち着かせ、ホテルライクな寝室づくりにも向いています。素材の存在感を大切にしたい人におすすめです。
BED FRAME / MOEBE

構造そのものをデザインに昇華した、MOEBEらしいベッドフレーム。無駄を削ぎ落とした佇まいは、空間に余白をもたらします。
軽やかでミニマルな印象で、空間のアクセントになるカラーバリエーションも魅力。素材と構造への誠実さが感じられ、シンプルな寝室を好む人に心地よく響きます。
ベッドフレームは、眠るための道具であると同時に、寝室の空気を決める大切な家具です。素材の質感、線の美しさ、そして空間への溶け込み方。今回紹介した5つは、どれも静かに暮らしを支えてくれる存在です。
一日の終わりと始まりを過ごす場所だからこそ、長く信頼できる一台を選びたいものです。

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