広めの1Kのお部屋。DIYが趣味とのことだが…
役者の部屋を覗くことなんて中々無いだろう。演劇の為に京都から東京へきて5年。1Kの限られた空間をどんな風に工夫しているのか楽しみです。
profile
『DIY』
◆間取り:1K
◆築年数:35年
◆徒歩:15分
◆最寄り駅:高円寺
◆家賃:5万
◆出身:京都府
◆趣味:キャンプ
◆年齢:33
◆職業:役者、裏方スタッフ
Kさんの部屋を詳しく覗いてまわる。
−仕事風景を真上から。巻きタバコを加えてるのは演技か?個人的に大好きなThinkpadを使ってるのがグッド。
−お気に入りのちゃぶ台での仕事は自分の劇団のチラシを作っているらしい。所属劇団は江古田のガールズ…気になる名前だ今度是非見にいこう。
−仕事場その2。気分によってデスクトップを起動するらしい。1Kという限られた空間で贅沢な使い方をしている。
−ソファの後ろは初DIY作品のウォールシェルフが置いてある。好きなBRAHMANのCDやら今まで出演した台本やらが置いてある。ただ気になるのはブラフ麺。。。
−DIY第二弾はベッドフレーム。こだわりはフレームの色。そしてベッドの上には破られたバガボンドのポスターが飾られている。意図的に破ったと…良い雰囲気。
−最近作ったばかりのTVボード。50インチのTVが奇跡のジャストサイズ。
−テレビの上に飾ってある宝物。BRAHMAN全員のサイン入りレコード。欲しい。。。
−DIYには必須のマキタのインパクトドライバーと工具達。舞台の設営にも使える相棒。
−趣味の静かなるキャンプをするには山に登るしかない。そんな登山キャンプのギア。最近登った雲取山で遭難経験済み。
−実は押入にある本棚。次はこの本棚を作りたいとのこと。井上雄彦先生が好きだけど定番のスラムダンクはまだ持っていない。
こだわりの「ものとこと」FAQ
1_お部屋のタイトルを一言でいうなら?
『帰りたくなる家』ですかね。家にいるのが好きで、くつろげる家にしたかったので。考え事も家で良くします。
2_インテリアのこだわりポイントを教えてください。
全体的な構図です。自分で家具も作り、部屋の雰囲気に合わせて配置したりしてこだわっています。
3_あなたの好きなショップまたはブランドはありますか?
好きなショップとかでは無いんですけど、DIYが好きなので工具のメーカーのマキタです。
4_あなたのお部屋の一番お気に入りな場所を教えてください。
ソファーとちゃぶ台のスペースですね。一番くつろげるスペースで、大体家にいる時はここにいます。
5_インテリアに興味を持ったきっかけを教えてください。
友人にインテリアが好きな人がいたのとDIYが趣味だったかから。
6_あなたが将来住みたいと思う理想のお部屋はどのようなお部屋ですか?
無骨なガレージハウス。
7_今欲しいものはありますか?それはどんなものでしょうか?
マキタの丸のこ。DIYの幅が広がるんで。
8_あなたが一番大事にしているものはなんですか?それはなぜですか?
家が落ち着いてくつろげる空間であるかですね。家が一番休まり、考えられる所でありたいから。
9_あなたのマイブームはなんですか?
キャンプですね。静かなキャンプ。
10_あなたにとってインテリアとはなんですか?
居心地のいい空間作り。
Kさんがいつも持ち歩いてるものを見せてもらいました!
−ポーチ、クラッチバッグ、財布、本、巻きタバコ、Bluetoothイヤホン、スケール。演劇人に必須の台本はクラッチバッグに。財布はオーディション合格のご褒美で購入したポールスミス。スタッフさんからプレゼントされたという長さに風水まで記されている謎のスケールも必須アイテム。
ROOM SCOPE編集部より一言
この部屋に遊びにきた人達は必ず『こんなに居心地の良い空間は無いね。落ち着くね。』と言うらしい。
私もお邪魔してまさにそう思った。1Kのスペースを上手く使って、落ち着ける空間を作っていると感じた。
ウォールシェルフなんて初めて作ったと思えないくらいのクオリティ。そしてどんどんクオリティが上がっている家具達。今度、私の自宅用にも作ってもらおうかな。
Takuto Suzuki
Inte-code.inc所属のインテリアコーディネーター。1991年静岡県生まれ。北欧インテリアショップの販売職を経て、inte-codeで空間のコーディネートを行う。その経験をもとにインテリアショップ体験記の運営、取材を担当。
Yoshiaki Ogiwara
インテリアショップ体験記のカメラマン、編集、取材を担当。
アパレル業界で10年働いた後、現在インテリアの勉強をしながら独立に向けて日々精進中。