こちらのテーブルについて教えていただけますか?
JARVI(ジャルビ)ダイニングテーブルは、アクタスの「SLOW HOUSE(スローハウス)」というブランドのテーブルになります。
スローハウスというブランドは生産者や環境、そして使う人に優しい生産方法や、消費を繰り返すのではなく良いものを大切に使うことなどをコンセプトにしているアクタスオリジナルブランドで、JARVIダイニングテーブルに関してはブランドができた当初から人気のある商品です。
JARVIは、ヨーロッパの郊外にある素朴で素敵なペンションやホテルに置いてあるようなイメージで作られていて、素朴ながら上品で、清潔感があります。
JARVIの特徴、おすすめポイントを教えていただけますか?
JARVIのダイニングテーブルは天板の厚みが40mmのソリッド(無垢)のオーク材で、贅沢にここまでオーク材の無垢を使っている点が一番の特徴ですね。
一般的な無垢材はだいたい30mmの物が多い中、その中でもあえて40mmの厚さでお作りしています。
このベンチもJARVIシリーズで、同じ厚みで作られているのですか?
ベンチもJARVIで、天板と同じ40mmの厚みで作られています。
無垢テーブルは厚みが40mmもあると、少し野暮ったく木工家具のように見えてしまいがちですが、JARVIについてはその野暮ったさが出ないような工夫がたくさんしてあるんです。
JARVIにはどのような工夫がされているのでしょうか?
一つ目の工夫は、天板の中央にスリッドが入っていることです。
天板にこのスリッドが入っているだけで、軽やかな印象を与えてくれます。
二つ目の工夫はこの脚の形状です!
JARVIは太めの角脚のテーブルなので重厚感が出やすくなっているのですが、脚の位置を天板より内側に入れていることと天板下に一本の貫をを入れることでラインがすっきりして見えて、テーブルの全体的な大きさやボリュームが強調されないようにしています。
JARVIテーブルの則武店長の好きなポイントはどこですか?
木材の表面に白いパウダーを混ぜた塗装を施している点ですですね。
一般的なオーク材の家具は黄味が強いのですが、この塗装によって、白い椅子や白いキャビネットとのコーディネートもしやすくなっています。
JARVIのテーブルにはどんなチェアが合いますか?
海軍で使われていたEMECOチェアの背をオマージュして作られたILMAチェアとの合わせ方が定番です。
ポーランドの老舗メーカーによるELIZAチェアともすごく相性が良いです。やはり色合いがすごくいいですよね。特に白のELIZAチェアは色の相性も抜群ですね。
無垢材は割れてしまうこともあるかと思いますが、メンテナンス方法を教えていただけますか?
JARVIテーブルは無垢材なので、部屋の環境によっては天板が割れたりすることもありますね。
湿度の差が激しいと天板が割れる要因になります。夏などは湿度が高くて水分を木材が吸い込んで膨張します。冬は乾燥しているので、水分を発散するので収縮するんです。
その差が大きくなると歪みが出やすく割れやすくなるので、冬場は加湿器を置いていただくと天板の反りや割れを防ぐことができます。
使い続けることで味が出て、経年美化されていくテーブルですので、あまり気を使わずに普段通りに使ってもらった方がJARVIテーブルの良さが出ると思います。
JARVIダイニングテーブルのサイズバリエーションを教えていただけますか?
JARVIのサイズ展開は、展示のテーブルが200cm、あとは180cmと160cmの3パターンがあります。
小さくても大きくてもレッグの太さは同じですので、大きい方がテーブルにボリュームがありますし、オススメのサイズは200cmですね。
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