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【世界の著名な家具デザイナー特集!】見たことのある家具が実はあの人のデザイン?

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今回ご紹介するのは世界の著名な家具デザイナーです。
世界中で今もなお愛される家具を残しているデザイナー特集!
デザイナーの名前は知らなくても、「この家具見たことがある!」といったアイテムも多数あるのではないでしょうか。
実は何十年も前に作られてあるものばかりなんです。少し知っているだけでショッピングも楽しくなること間違いなし!
ぜひご覧ください!

Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)

チャールズ・イームズ(1907~1978年)とレイ・イームズ(1912~1988年)夫妻は、20世紀のデザインに最も影響を及ぼしたデザイナーです。
家具のデザインはもちろん、映画、写真、グラフィックデザインなど60~70年代のモダンデザインのパイオニアとして活躍しました。
イームズ夫妻の手がけるデザインは今なお世界中で愛されており日本でも非常に人気です。

こちらはチャールズ&レイ・イームズの代表作「シェルサイドチェア」です。

「デザイン性に優れ、安価で量産できること」を目的とし製作された、背座一体型のプラスチックチェアの代名詞ともいえる作品です。洗礼された美しいデザイン、実用性、機能性までも兼ね備え、当時の素材や技術の粋を集約した名作チェアは、世界中の人々を魅了し続けています。

◆インテリアショップ体験記ではイームズの名作チェアである「イームズラウンジチェア&オットマン」を取材しています。そちらもぜひご覧ください。

Poul Henningsen (ポールヘニングセン)

20世紀のデンマーク文化に多大な影響を与えた偉大な人物の一人。
へニングセンの才能はルイスポールセン社と出会ってさらに開花し、そのコラボレーションは1925年に始まり亡くなるまでの40年以上続きました。
ルイスポールセン社の基礎を築いた照明デザインのパイオニアで近代照明の父とも呼ばれています。
生涯においてルイスポールセン社と共に数百種類のランプをデザインし、今も時代を超えて世界で愛されている芸術的な照明の数々名作を生み出しました。

こちらはポールヘニングセンの代表作でもある1958年にデザインされた「PH5 Pendant」です。

へニングセンの光に関する考察を元に生まれた美しさと機能性、そして品質。全ての要素を兼ね備えた、20世紀を代表するプロダクトです。
PH5はルイスポールセンのポートフォリオの中でもベストセラーを誇るデザインとして現在も愛され続けています。

Arne Jacobsen (アルネ・ヤコブセン)

デンマークの建築家。建物から家具、照明や食器類にいたるまでのデザインを手がけたモダン様式の代表的な人物の一人である。
機能主義をポリシーとした作品には余計な装飾はされずに、使い手を第一に考えた名作家具作品を多く世に残しており、代表作となった有名なアントチェア、セブンチェアは没後も人気は衰えることなく、数多く製造され、多くのファンに愛用され続けています。

こちらは世界で初めて背座一体の3次元曲線を実現した名作「Ant Chair Lacquer(アント・チェア)」です。

必要最低限の要素で構成された完璧なまでに美しいフォルムで、デンマーク家具の代名詞ともいわれるほど名作チェアの一つです。脚、座、背と椅子を構成する要素すべてが計算された、一つ一つのディティールは芸術的な仕上がりです。

Isamu noguchi (イサム・ノグチ)

彫刻家、画家、インテリアデザイナー、造園家、作庭家、舞台芸術家と様々な顔を持つ世界を代表する日系アメリカ人。
彫刻をはじめ、様々な分野のデザインを手がけ、ジョージ・ネルソンの依頼で「ノグチ・テーブル」をデザイン・制作し、インテリアデザインの分野でも活躍していきます。
型にはまるのが不可能でもあったノグチは、抽象的、具象的な作品を数多く手掛けました。

こちらはイサム・ノグチの代表作「Coffee Table(コーヒーテーブル)」です。

洗礼されたフォルムが特徴のミッドセンチュリーの名作です。
緻密に計算された厚みのあるガラス天板と、滑らかな脚部の組合せはインテリアという枠組みを超えた、彫刻品のような雰囲気を醸し出しています。
和の要素を含む高いデザイン性はデザインテーブルの代名詞として、今もなお世界中の人を魅了し続けています。

Alvar Aalto(アルヴァ・アールト)

フィンランドが生んだ20世紀の北欧を代表する建築家・デザイナー。
自然素材を近代建築へ取り入れ、温もりのある作品で知られ建築物の設計、家具や工芸品のデザインで世界的な名声を得ました。
母国フィンランドをこよなく愛し素材を活かした温かなデザインで、世界のミュージアムの永久保存品となっている作品も多く残されています。

こちらはアルヴァ・アールトの傑作のひとつ「41 ARMCHAIR PAIMIO(41 アームチェア パイミオ)」です。

1932年、アルヴァ・アールトがフィンランドの療養所のためにデザインした「41 ARMCHAIR PAIMIO(41 アームチェア パイミオ)」は、現代においてもアルヴァ・アアルトの傑作のひとつとして数えられています。

 

インテリア好きの人からするとよだれが垂れるほど欲しい家具ばかり。
知らない人からしても「なんか聞いたことある。」と思った方も多いはず。
家具が作られた背景を知るだけで、同じ商品なはずなのに違ったものに見えてきます。
他にもたくさんの著名なデザイナーがおりますので、自分のお部屋に置いている家具のデザイナーを調べてみるのも面白いかもしれません。

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